むかーし昔に作ったコントロールタイマーを持ち出してみた(ソフトウエア編)
 当時は頭が柔らかかったなぁ。見よう見真似で始めたi85のアセンブル言語。なんかすいすいフローチャート書いて、すいすいニーモニック書いて、すいすいインサーキットエミュレータでデバッグして。。
 今じゃとてもそんな真似出来ないなぁ。頭の回転遅いし記憶力たるや。。3歩歩けば忘れる鶏の頭だもんなーー
2019.01.22
 
コントロールタイマー
 
 
ソフトウエアの作成は、まずフローチャート作成から始めます。

これは全体のフローチャート。これをもとにニーモニックでプログラムを書いて行きます。

この他に割り込みやサブルーチンのフローチャートがあります。

これもまた青焼き図面ですよ。
ハードウエアでも書きましたがデバッグ時には原図は使用しません。

インサーキットエミュレータでデバッグしながら赤字で訂正を入れて行きます。これやらないと後で訳わからなくなってしまうんです。

 こちらはサブルーチンのフローチャートです。
いくつかのサブルーチンを1つの図面にまとめています。
   

 こちらは割り込み処理RST7.5のフローチャートです。

   

 こちらは割り込み処理RST5.5のフローチャートです。

   

 こちらはプログラムリストです。
i85のニーモニックで書いています。
フローチャートを見ながら記述して行きます。

 実際にEP-ROMに書き込むにはニーモニックをコンパイルしてHEXコードにする必要があります。

 HEXコードをEP-ROMに書き込んでハードウエアに実装します。

 これで、実際のプログラムがハードウエア上で実行することが出来るようになります。
  残念ながらプログラムファイルは残っていません。。って言うか5インチFDDドライブが無くて読めないので探すことすら出来ません。
   

 ソフト開発とデバッグは当時はCP/M86と言うOSを使用して行いましたよ。
PCは、当時私が使っていた富士通のFM-7と言う8ビットのパソコンです。もちろんPC-8001や8801、9001などでもCP/Mは走りましたよ。

 デバッグに使うインサーキットエミュレータは、個人向けに販売していた、ちょっとばっか安っぽいですが。。。
なんて言ったっけKISSとか言うのを使いましたよ。

 確か値段は20万円弱ぐらいしたと思います。30年前の私にとっては結構高価なものでしたが。。いや、今でも高価ですが。
ま、良く買ったものだ。
それもこれもソフトの勉強をしたい!と思う一心で清水の舞台から飛び降りたような訳です。(笑)


   インサーキットエミュレータが押し入れに30年間眠っていたので、引っ張り出してみました。。
 あ〜こんなもの使ってソフト開発してたんだなぁ。。
今じゃ絶対出来ないよ。。もう。。
って言うか、これどう使ってたんだろ。。ははは。
思い出せない(汗)


   デバッグ完了したソフトはこの緑のソケットにEPROMを装着して書き込んでCPUボードに実装すればプログラムがCPUボード上で動いてくれるって訳ですね〜
   
   
ハードウエア編はこちら。 
 


 


■変更履歴
新規作成 2019.01.22
ICE画像追加 2019.03.11
   
2018.11.13